パッケージ交渉
「北朝鮮とパッケージ交渉を始めるべき」
関連タグ北朝鮮テロ支援国指定解除米国が北朝鮮をテロ支援国から指定解除し、対北朝鮮政策において韓国政府が取れる選択肢が拡大した。非核化と国際協調を強調してきた韓国政府としては北朝鮮が核無能力化の再開を宣言し、米朝関係も破局の危機を脱して自由な政策手段を選択できる名分ができたからだ。キム・ホニョン統一部スポークスマンは１３日、定例ブリーフィングで「（テロ支援国指定解除により）内部的にさまざまな（対北朝鮮）事業の再調整問題を検討している」と話した。統一部は国際機構を通じ、食糧支援、対北朝鮮通信、資材装備提供などを検討しているという。この間、保留されていた対北朝鮮鉄鋼材（３０００トン）の提供も今月末から再開することが発表された。しかしこのような気流が南北関係の改善に直ちに結びつくかどうかは未知数だ。統一教育院のクォン・ヨンギョン教授は「伝統的に北朝鮮は米朝関係が改善されれば、南北関係を閉ざす戦略を駆使してきた」と話している。金正日（キム・ジョンイル）北朝鮮国防委員長の健康異常も変化の要素となっている。政府の一部では北朝鮮が敏感になっている時期だけに、内部結束という次元において、対南関係では緊張を維持し続けるものとの懸念も見られている。金委員長が１０日の談話で「６・１５宣言、１０・４宣言を支持して誠実に履行しなければならない」と直接明らかにしたのも、１０・４宣言の履行問題をめぐる南北間の妥協を困難にした。北朝鮮での金委員長の談話は修正不可能なうえ、神聖で侵すことのできない領域だ。専門家らはこのような状況において南北関係の突破口を作るためには、韓国政府に発想の転換が必要だと指摘する。北朝鮮大学院大学の梁茂進（ヤン・ムジン）教授は「１０・４宣言の履行問題は南北どちらか一方が勝って負ける“ゼロサムゲーム”ではなく、韓国政府も得るものがある“ウィン−ウィンの手段”だ」と主張している。東国（トングク）大学のキム・ヨンヒョン教授は「相互主義・非核化に立った厳格な対北朝鮮政策を柔軟に転換していくべきだ」と話している。これを通じ、金剛山（クムガンサン）殺害事件の南北共同再発防止案の用意をはじめ、離散家族対面の再開、対北朝鮮支援をまとめた、あるいは１０・４宣言履行約束や南北基本合意書の実践などをまとめた“パッケージ交渉”を方法論として考慮する必要があるという。梨花（イファ）女子大学の?東昊（チョ・ドンホ）教授は「現段階で一番速い突破口はこのような戦略的な思考の下、特使を派遣することだ」と話している。中央日報 Joins.com2008.10.14 08:19:03。comment id="need_convert"。/comment。ブックマ-ク:
[引用元：[:title=中央日報]]
