世界最低

出生率が世界最低…韓国のお産事情

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000515-san-kr

9月28日12時38分配信産経新聞日本以上に少子化が進んでいる韓国。2007年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数)は1・26だった。日本は1・34。2005年には韓国は1・08まで落ち込み、世界最低を記録している。少子化に悩む韓国の“お産事情”を探ってみた。韓国も日本と同様、出産は病院か産院で行われている。日本と少し違うのが出産後のケアだ。韓国ではいま、「産後調理院」と呼ばれる産後ケア施設が流行している。「調理」は韓国語で料理のほかに養生という意味もある。産後ケア施設では、赤ちゃんの面倒までみてくれるうえ、新米ママさんたちのネットワークづくりにも役立つという利点があり急増しているのだ。日本の場合、普通分娩(ぶんべん)で出産後5日間ほど病院や産院に入院するのが一般的だ。その後、実家などで1カ月ほど療養する。実家での療養が難しい場合は、自宅で家事をこなしながら、2時間おきの授乳など育児もしなければいけない。産後間もない母親の肉体的、精神的な負担は大きい。韓国の場合も普通分娩なら3日ほどで退院する。その後も日本と同じように自宅療養をしていたが、最近は様変わりしている。それが産後ケア施設だ。産後ケア施設は1990年代半ばから増え始めた。女性が社会に進出するようになり、実家の母親が仕事を持っているため、産後の娘の面倒をみることができないことや、価値観の変化で専業主婦でも子育てを面倒がる母親が増えているという事情がある。韓国保健福祉家族省によると、2006年12月現在全国294カ所だった産後調理院は08年6月現在で402カ所に増えた。以前はサービス業の一種で、法的な規制はなかった。だが、ずさんな管理で新生児の集団感染といった問題が起き、同省は05年12月に母子保健法を改定し、06年6月から施行した。人員や設置基準を定め、管理を厳しくしたのだ。産後ケア施設の形態はほぼ産院や病院と同じで、大病院に付属しているケースも多い。20室ぐらいの規模の施設が多く、すべて個室で、テレビや冷蔵庫、電話が備え付けられている。24時間態勢で産婦人科や小児科の専門の看護師がみてくれるほか、規模によっては栄養士も配置している。利用期間は2週間が一般的で、ソウル市内にある人気の「車病院付属産後調理院」(2004年開院)の場合、3食付きで330万ウォン(約33万円)となっている。3カ月前までに予約が必要だ。同院の場合、隣接する車病院で出産した女性の半数以上が利用している。費用がかなりかかるためか、利用する女性の多くが仕事を持っているという。「授乳や体操、マッサージなど産後ケアの教育プログラムがあるうえ、母親同士が育児について情報を交換できるといった利点がある」と看護師長の尹熹慈さん。産後ケア施設で知り合った母親同士がネットワークをつくり、退院後も連絡を取り合う。“お産事情”は韓国のほうが日本より進んでいるようだ。(ソウル 水沼啓子

[引用元:[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000515-san-kr:title=Yahoo[韓国(産経新聞)]]]

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